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  • 大須賀園枝

2020年をふりかえり

更新日:2021年2月10日


2020年初めから、新型コロナの影響で、コンサートやイベントが延期や中止になり、大学のレッスンも4月はじめからオンラインになりました。

当然、声楽を教えている私の教室も2ヶ月お休みをしました。

不安だらけの毎日を家で過ごしていました。


2020年に改めて大きく気付いたことがあります。

それは家族や、あらゆる意味での自由の大切さ、それから感謝です。

そして、音楽の素晴らしさも強く感じました。


全てお休みしていた自粛中、歌を歌ってピアノを弾くと、フッと不安で固まっている心がほぐれる感覚を何度も味わいました。

涙が出るような感覚です。


このような気持ちは、長らく忘れていたかもしれません、、、思い出す事ができ、感じることができて、それはまた嬉しい気持ちになりました。


もちろん本当に悲しいことや、お知らせもたくさんきましたので、全く良いことばかりではありませんでした。


それでも少しでも良い面を見つけて前向きにいかないと、自分や、家族や、自分の仕事や、世の中に対して不安な気持ちばかりになってしまいます。

声楽を習う生徒さん達は、目的があって習っている生徒さんが多いので、生徒さん達のレッスンができないことにも不安を感じていました。


そのような中、オンラインレッスンをはじめました。

私も、生徒さんも探り探りでしたが、はじめに自分の教室でオンラインレッスンを行い、その後大学のオンラインレッスンが始まった為、大学のオンラインレッスンは割とスムーズにできたと思っています。

もちろん音に関しては良いとは言えませんが、生徒さん達からいただいた感想として、レッスンがないよりはオンラインでもあった方がいいと言っていただきました。


それから、自粛が解除され、対面レッスンを恐る恐るはじめましたが、飛沫防止シートやフェイスシールド、そしてマスクをつけてのレッスンで、音の響きなどは、オンラインレッスン同様完全なものではありませんでした。

でも、生徒さんと同じ空間でレッスンすることへの喜びで、大学の対面レッスン初日、涙が出そうになりました。


そして、飛沫防止対策ばかりのレッスンが続く中で、

生徒さんも、私も、気にせずしっかり歌を歌える方法はないかと、考えた結果、舞台レッスンを企画しました。

どの生徒さんも、とても有意義な時間だったと言ってくれましたし、私自身もそう感じました。

新型コロナが終息しても、2020年に得た新しいスキルは残りますので、来年も小さな一歩でも歩き続けたいと思っています。


生徒さん達や、ご家族様、本当にたくさんのご協力をありがとうございました!

たくさんの助言をくださいました、大学や、他の教室の先生方にも感謝しています。

そして、自分の家族にも、私を支えてくれてありがとうございましたと伝えたいです。


皆様に、、ありがとうございました!


来年が2020年より、少しでも良い一年になりますように✨




※舞台レッスンで写真を撮れなかった生徒さん、載せられずすみません。




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